学びは本当に難しい #1
この度ブログを始めることにしました。
ご一読頂けますと嬉しいです。

3月も中旬となり、例年通り各代理店様から24年度の「営業セミナー」へのご派遣予定の連絡を頂いております。
ありがとうございます。
ご希望日程の調整をお願いする場合もございますので宜しくお願いいたします。
さて、3月4(月)~6(水)まで、若手の営業セミナーを15名の参加者で実施させて頂きました。
ありがとうございました。
本セミナーは若手(入社三年までの方)を対象に、BtoB生産財営業に特化した内容のセミナーです。
今回は入社2年目からキャリア入社の方まで幅広い年齢構成の参加者で運営させて頂きました。
そこで感じたことが、『学びは本当に難しい』です。
「おいおい、お前は教える方だろう。それを言うなら教えることが難しい、だろうが」
という声が聞こえてきそうですが、
そこは
「彼を知り己を知れば百戦殆うからず。彼を知らずして、、、」
ですから。
ずいぶん昔に読んだ本に(おそらく紀野一義さんの本だと思いますが、、、)
「人が他人に相談する時は、自分の中に答えを持っていて、その答えに合う回答をしてくれる人を探す」
と言っておられました。
「学ぶ」も基本一緒だと考えます。
2~3年も仕事をしていれば、仕事に対する自分の考え方が固まってくる時期です。
研修でも、自分の感性に合った内容とすぐ使えそうなテクニックはメモしますが、
それ以外について関心が薄くなります。
私がこの年次の若手営業担当者に一番伝えたかった事は
「生産財営業はモノを売る仕事ではなく、人と組織を動かす仕事」
だということです。
取扱いの製品・サービスについての勉強はプロだから当然しなければならないけど、
それと同じように「顧客・面談者」のことを知り、
自分は一件ごとの顧客とどのような関係を作りたいのかをイメージすることが大切だということ。
もっと単純に『~~さんから好かれたい』でもいいのです。
好きになる = もっと知りたくなる ⇒ 更に好きになる ⇒ 自分にとって価値のあるものになる = 顧客にとっても価値の有る人になる
私たちも、こんなサイクルで仕事に取り組みたいものです。
え!? 「好きになるにはどうすれば良いか教えろ」ですって?
皆さんそれぞれ自分の答えをお持ちでしょう。